Amazonセールのたびに、なぜかワイヤレスヘッドホンのタイムラインが賑わうんです。
特にここ最近、ガジェット好きの間で話題になっていたのがUGREEN HiTune Max5c。
アクティブノイズキャンセリング、LDAC対応、最長75時間再生……セール価格を信じられないレベルでスペックが盛られています。
とはいえ、こう思った方もいるはず。
「AirPods Pro 3レベルのイヤホンを持ってる人が、今さらこれ買って意味ある?」
先に結論を言ってしまいます。あります、大いに。
むしろ、AirPods Pro 3を持っているからこそ「もう1台」として持っておくと、音楽体験の幅がぐっと広がりました。
本記事では、3月頭のAmazon新生活セールで購入した私が、数週間使って見えてきた音質・使い勝手・アプリの残念さまで、忖度なしで書いていきます。
- これって何?:UGREENの良コスパワイヤレスヘッドホン。ノイズキャンセリング・LDAC・最長75時間再生を備えながら5,000円でお釣りが来る価格帯
- 誰におすすめ?:AirPods Pro 3などのサブ機を探している方/深夜に爆音で音楽や映画を楽しみたい方/デスクに置きっぱなしにできる大容量バッテリー搭載ヘッドホンが欲しい方
- 良いところ:バランス型の音質に”厚み”が乗る/連続2〜3時間でも疲れない装着感/マルチポイント対応で2台同時接続OK
- 注意点:専用アプリ(UGREEN Connect)はほぼ役に立たない/AirPodsのようなシームレスなデバイス切替は期待できない/空間オーディオ機能は音がこもる
- どこで買える?:Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで購入可能(記事内にリンクあり)

- 5,000円でお釣りが来る価格帯で、バランスと音圧を両立
- 最長75時間(ANC OFF時)の圧倒的バッテリー持ち
- 同時接続(マルチポイント)がちゃんと機能する
- LDAC対応・有線USB-Cでも音声出力可能
- メガネ併用でも痛くない装着感
- UGREEN Connectアプリの完成度が低い(EQはプリセットのみで実用度ゼロ)
- デバイス間の切替はAirPodsほどスムーズではない
- アプリで空間オーディオをオンにすると音がこもる
ホノブ【この記事を書いた人】
ホノブ|30代・2児の父。ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンを複数機種使い比べてきたガジェット好き。AirPods Pro 3、Nothing Ear (2024) と併用しながら、UGREEN HiTune Max5c を数週間にわたり日常使いしてレビューしています。






そもそもUGREEN HiTune Max5cとは?
結論:UGREEN(ユーグリーン)が手がけるウルトラノイズキャンセリング対応のワイヤレスヘッドホン。
5,000円でお釣りが来る価格帯ながら、LDAC・マルチポイント・最長75時間再生といった上位機並みの機能を備えたコスパ特化型の1台です。
UGREENと聞くと、充電器やUSBハブのメーカーというイメージを持っている方が多いかもしれません。
実際、私もデスク環境ではUGREENのUSBハブや100W対応ケーブルなどを愛用しています。
そんな充電・ケーブル系のイメージが強いUGREENが出したヘッドホンが、このHiTune Max5c。
正直、最初は「充電器のメーカーが作るヘッドホンってどうなの?」と半信半疑でした。
購入のきっかけは、3月頭のAmazon新生活セール
ことの発端は、Amazonの新生活セールです。
X(旧Twitter)のガジェット系タイムラインが、やたらとこのヘッドホンで盛り上がっていました。
「セール価格が安すぎる」「この値段でLDAC対応は反則」といった投稿が相次いでいて、気づけば商品ページを開いていました。
当時のセール価格は、5,000円でお釣りが来るどころの話ではないレベル。



お試し感覚で買うには、ちょうどいい金額でした。ダメならダメで諦めがつくかな、と。
ただこういう”衝動買い”って、だいたい後悔するものなんですが、
今回は数週間使った今でも「買って良かった」と言い切れる一台になりました。
その理由を、以降のセクションで詳しく書いていきます。
UGREEN HiTune Max5c のスペック
まずは基本スペックから整理します。
主な仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| カラー | ブラック/ホワイト |
| ドライバー | 40mmダイナミック型 |
| Bluetoothバージョン | 5.4 |
| Bluetoothプロファイル | HFP / AVRCP / A2DP / BLE / SPP |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
| 再生周波数帯域 | 20Hz〜40kHz |
| 使用周波数帯域 | 2400MHz〜2483.5MHz |
| ノイズキャンセリング | 最大 -38dB アクティブノイズキャンセリング |
| 連続再生時間 | ANC OFF時:最長75時間/ANC ON時:最長45時間 |
| 充電時間 | 約2時間 |
| 重量 | 約246g |
| 有線接続 | USB-C(音声入出力対応) |
| マルチポイント | 対応(2台同時接続) |
| ハイレゾ認証 | 有線・無線ともに取得 |
| 保証 | 24ヶ月 |
※スペックは日本のAmazon UGREEN公式ストアおよびパッケージ仕様表より引用。
海外レビューサイトでは「ノイキャン-43dB・重量264g・充電時間約1.5時間」と記載されている場合がありますが、日本販売版の仕様はこの記事の表のとおりです。購入前にAmazon商品ページをあわせて確認してください。
付属品


- ヘッドホン本体
- USB-C to USB-Cケーブル(音声・充電両対応)
- USB-C to USB-Aケーブル(主に充電用)
- 取扱説明書・保証書類
USB-C to USB-CケーブルがあるおかげでMacBookやiPhoneにそのまま挿して有線接続でき、USB-C to USB-AケーブルはモバイルバッテリーやPCからの充電用として使えます。
この価格帯で2本ケーブルが入っているのは地味にありがたいポイント。
音質はどうか?|”厚みのあるバランス型”という印象
一番気になるのは音質の話だと思うので、ここから丁寧に書いていきます。
試聴環境(デバイス・コーデック・アプリ)
HiTune Max5cはせっかくLDAC対応のヘッドホンではあるのですが、手元にAndroidデバイスがなく、iPad Air M1・MacBook Air M2・iPhone 16 Proなどに接続しているため、AAC接続での評価になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な接続先 | iPad Air(BGM・作業用動画)/MacBook Air(映画) |
| 使用コーデック | AAC |
| 再生ソース | Apple Music(ストリーミング)、Amazonプライムビデオ |
| アプリ | UGREEN Connect(ほぼ未使用・詳細は後述) |
「AAC接続ではヘッドホン本来の音質が出てないのでは?」と思われるかもしれませんが、それでも十分に満足できる音質だった、というのが正直な感想です。
LDAC接続ができるAndroid環境があれば、さらに上の体験ができるはずです。
楽曲別の聴きどころ|4曲で感じた音の輪郭


米津玄師「IRIS OUT」
このヘッドホンで聴いて、最初に「おっ」と思ったのがこの曲です。
AirPods Pro 3では若干聴き取りにくかった楽曲中盤のコーラス部分が、Max5cでは簡単に聴き分けられました。
音場の広さというよりは、音の粒子感が細かい印象。
こっちのけんと「わたくしごと」
カラオケ対策で聴き込んでいる曲です(笑)
電子音が多い曲ほどドライバーの制御が問われる気がするのですが、このヘッドホンは音の分離が良く、シンセの音がだんごにならずに聴こえてきます。
Base Ball Bear「Cross Words」
ギター・ベース・ドラムのアンサンブルが美しいバラード曲。
3パートそれぞれバランスよく聴こえ、かつボーカルの繊細な表現もきちんと追えます。
「どの楽器が前に出過ぎる」という偏りがないので、バンド系の音楽を聴く方にもかなり向いている印象。
サカナクション「いらない」
最近の試聴定番曲です。
このヘッドホンで聴くと、普段デスクで使っているモニタースピーカー Edifier MR5 に匹敵するくらいの没入感があり、気づけば体を揺らしていました。
5,000円でお釣りが来る価格帯のヘッドホンで、この没入感が得られるのは素直に驚きです。



「この音域が尖る!」という主張は薄いのに、全体的に厚みがあるので物足りなさは感じない。このバランス感覚、かなり好きです。
Edifier MR5と比べて感じたこと
普段デスクで使っているモニタースピーカー Edifier MR5 と比べると、さすがに音場の広さや分離感で劣ります。
とはいえ、目指している音の方向性(=フラットで色付けが少ない)は共通していて、Max5cは”ヘッドホン版のMR5″と言えなくもない(全然価格帯違うんですけどね)。
価格差を考えると、Max5cの健闘ぶりが際立ちます。


Nothing Ear (2024) と比べて感じた”音圧”の話


AirPods Pro 3だけでなく、もう1台のサブ機として使っている Nothing Ear (2024) とも聴き比べてみました。
結論から言うと、音圧の厚みはほぼ同等に感じます。
…これ、地味にすごい話です。
Max5cはオーバーイヤー型で40mmドライバー、物理的に有利な構成。
一方の Nothing Ear (2024) は完全ワイヤレスイヤホンで、ドライバーサイズも11mmと圧倒的に小さい。
にもかかわらず、両者の音圧が同じレベルで聴こえるということは、Nothing Ear (2024) がドライバーの物理的制約を感じさせない設計になっている、という裏返しでもあります。
改めて、Nothing Ear (2024) が名機と言える理由を実感しました。
逆にMax5cの側から見れば、「ヘッドホンとして当たり前の物理的優位性を、価格なりにきちんと引き出している」と評価できます。
変に盛った音作りに頼らず、ドライバーサイズの余裕で勝負している誠実さが感じられました。
5000円でお釣りが来る事を考えると、コストパフォーマンスが異常に高いと言えます。


映画を観るとどう感じるか?|”定位”が効いてくる
HiTune Max5cで試してみたのは、Amazon Prime Videoで配信されている007シリーズ「ノー・タイム・トゥ・ダイ」。
爆発シーンでは低音の”ズドン”が胸に響き、銃撃戦では弾が左右どちらから飛んできているかが耳で追えます。
セリフも聞き取りやすく、映画鑑賞中に「何て言った?」と巻き戻すことがほぼありません。
特に、40インチ5K2Kウルトラワイドモニターの 4AM 4Z40QW との組み合わせだと、視界と音の両方が包み込まれる感覚があり、自宅のデスクが小さな映画館に変わります。


AirPods Pro 3との比較
AirPods Pro 3は空間オーディオ+ヘッドトラッキングで音が頭の動きに追従してくれるのが強みで、この点ではHiTune Max5cは太刀打ちできません。
ただし、純粋な音圧・低音の厚みでは Max5c が健闘しています。
オーバーイヤー型という物理的な優位性があるぶん、映画の爆発音やアクションシーンの迫力は、Max5cのほうが1段階上に感じることもありました。



5,000円でお釣りが来る価格で、AirPods Pro 3 と肩を並べる瞬間があるなんて、ある意味事件です。みんな買ったらいいのに。
装着感とバッテリーは実用的か?
連続2〜3時間でも疲れない理由


HiTune Max5cのイヤーパッドの感触が良く、耳によく密着してくれるので、音を聞き取りやすいだけでなく装着感も安定しています。
側圧は強すぎず弱すぎず、頭を動かしてもズレにくい。
重量も246gと、オーバーイヤー型としては軽量な部類。
映画を1本観る(2時間前後)程度なら、装着している感覚を途中で忘れるレベルです。
実際の私の使い方としては、連続使用で2〜3時間ほど。
これくらいで一度離席して、トイレに行ったり飲み物を取りに行ったりするので、「快適に連続使用できている」と評価して良いと思います。
メガネとの相性
Amazonのレビューを見ると、メガネのツルが当たる位置を自分で切り取ったという上級者もいるのですが、私の場合はそこまでする必要は感じませんでした。
ヘッドホンがメガネに当たって痛く感じるといったこともなく、メガネ併用で長時間使っても問題なし。
これは使用しているメガネのフレーム太さとの相性もあると思うので、同じような懸念がある方は「まず何もしない状態で試してみる」のがおすすめです。
バッテリー持ちの実感値
数週間使っていますが、HiTune Max5cの充電の頻度は2週に1回程度で済んでいます。
1日2〜3時間使っても、確実に1週間は余裕でもつイメージ。
これがありがたいのは、AirPods Pro 3と使い分ける運用との相性が非常に良いこと。
AirPods Pro 3は外出にも持っていくのでバッグに入れる機会も多く、その間デスクで音楽を聴きたいときに、充電残量を気にせず手に取れるMax5cがあると日常的なストレスが減ります。
AirPods Pro 3 との使い分け
騒がしい昼間は AirPods Pro 3 の出番
昼間、息子のお友だちが遊びに来ていて家中がめちゃくちゃ賑やかなとき
——こういう場面では、迷わず AirPods Pro 3の出番です。
AirPods Pro 3のノイズキャンセリング性能は、他のワイヤレスイヤホン・ヘッドホンとは別次元。
人の話し声や生活音を、これほどきれいに消せる製品は他に知りません。
HiTune Max5cのANCも十分健闘しているのですが、「声」を消す能力ではAirPods Pro 3に軍配が上がります。


深夜の爆音と長時間作業は Max5c が便利
一方で、子どもが寝た後の深夜。
誰にも邪魔されずに爆音で音楽を聴きたいとき、映画を没入して観たいとき
——これはHiTune Max5cの独壇場です。
オーバーイヤー型の物理的な遮音性+ドライバーサイズの余裕が、イヤホンでは出せない”音の厚み”につながっています。
耳の中で音が鳴るのではなく、耳の周りで空間が震える感覚。
ヘッドホンでしか味わえないこの体験を、この価格帯で手に入れられるのが凄い。
バッグに入れる派か、デスクに置く派か
これは意外と見落としがちなポイントなのですが、物理的にどこに置いているかが、結局どちらを使うかに直結しています。
AirPods Pro 3は外出先でも使うため、割とバッグの中。
一方、HiTune Max5cはデスクの下に吊るしっぱなしなので、椅子に座った瞬間にサッと手に取れます。
この”取り回しの差”が、自宅での使用頻度で Max5c が上回る理由の1つです。



「どっちが優れているか」ではなく、「どの場面で使うか」で選べるようになるのが、2台持ちの良さです。
UGREEN Connect アプリは使う価値があるか?|正直、ほぼ使わなくていい
これがこのヘッドホンの最大の弱点と言って良いかもしれません。


EQプリセットは音が崩れるだけ
イコライザーはプリセット方式のみで、ユーザーにおいて細かく調整できません。


試しにいくつか切り替えてみましたが、どのプリセットも「バランスが崩れる」方向に変化する印象でした。
結局、実質的には最もフラットに近い状態でありデフォルトの「クラシック」で使うのが一番心地よく、アプリを経由して音質を変える意味をほとんど感じていません。
Nothing Ear (2024) のように本体ボタンの挙動を自由にカスタムできるわけでもなく、6バンドEQのような細かい調整もできない。
アプリの設計思想が、数世代前のワイヤレスヘッドホンで止まっている印象を受けます。
空間オーディオは”こもる”
空間オーディオ機能も搭載されているのですが、オンにすると全体的に音がこもって聴こえるようになります。
残念ながら、現状では使う意味を見出せませんでした。


唯一使う機能はノイキャンモード切替とマルチポイント設定
ここまで散々書いてきましたが、UGREEN Connectアプリで唯一ありがたかったのは以下の2点だけ。
- ノイズキャンセリング強度の選択(適応型/軽度/中程度/深い)
- マルチポイント(デュアル接続)の有効化




特にノイキャン強度は、シーンに応じて「深い」と「軽度」を切り替えるとヘッドホンのキャラクターが変わるので、ここは結構重宝しています。



とはいえ、初期設定を済ませたら、アプリはアンインストールしても大きな影響はありません。それくらい、普段使いでは触る機会がない…。
なお、ゲームモードも搭載されていますが、スマホゲームをなかなかしないため、実のある検証ができていません。
この点は他のレビュー記事に譲ります。
マルチポイントは便利?|”使える”けど”シームレス”ではない
UGREEN Connectアプリでは「デュアル接続」という表現(マルチポイントの同社での呼び方)で設定できます。


iPad Air M1 と MacBook Air M2 の両方を同時に繋げておける機能は、日常使いで重宝しています。
ただし、正直な話、切替のレスポンスは AirPods ほど快適ではありません。
たとえば、iPad Airで音楽を聴いている状態でMacBook Airから音を出そうとすると、素直に切り替わってくれないことがあります。
一度ペアリングしていても、うまく接続できない場合はペアリングを解除してから再接続、という手順を踏むことになります。



これに関してはAirPodsが特別なだけで、ほかのワイヤレスイヤホンもヘッドホンも似たようなもの。過度な期待は禁物。
この使い勝手の差は、AppleデバイスとAirPodsの組み合わせにどっぷり浸かっている人ほど強く感じるはず。
「マルチポイント=AirPodsみたいに使える」と思って買うと、確実にギャップを感じます。
とはいえ、機能としては普通に動くので、過度な期待をしなければ十分実用的です。
有線USB-Cで繋ぐとどう違う?|Bluetoothのほうが好みという結論


せっかくHiTune Max5cはUSB-C有線接続に対応しているので、付属のUSB-C to USB-Cケーブルで試してみました。
音質の違い
接続相手はiPad Air M1、MacBook Air M2の2機種。いずれもAppleデバイスです。
音の輪郭はBluetooth接続よりもクリアになり、情報量が増えた印象を受けます。
ただし、その分高音がやや刺さる傾向になり、特にサカナクション「いらない」のような曲では、シンバルやハイハットの鋭さが耳に来る場面がありました。
結論として、私はBluetooth接続のほうが耳心地が良くて好みです。
AAC接続でも十分満足できる音質が出ているので、わざわざケーブルで繋ぐモチベーションが湧かない、というのが正直なところ。
接続元デバイスに給電される挙動に注意
iPad Air、MacBook Air のいずれで試しても、有線接続中はHiTune Max5cに給電されている挙動が確認できました(上の写真で、充電インジケーターが光っています)。
つまり、iPad Airなどに有線接続している間は、iPad Airのバッテリーがジリジリと減っていきます。
長時間の作業で使うなら、むしろBluetooth接続のほうがデバイス側のバッテリーを温存できる、ということになります。



逆に考えると、このヘッドホンの充電が切れて他に音楽を聴くためのデバイスがない場合は、有線接続することで充電もできるし、音楽も聴けるようになる、ということ。これはワイヤレスイヤホンではなかなか叶わないことですね。
デメリットも正直に書く
- UGREEN Connectアプリの完成度が低い:EQはプリセットのみ、本体ボタンのカスタマイズ不可、空間オーディオはこもる。「アプリ対応」の文字に期待すると裏切られます
- デバイス切替がシームレスではない:マルチポイントは機能しますが、AirPodsのような自動切替の快適さはありません。再ペアリングが必要になる場面もあり
- 有線接続はバッテリー消費の懸念あり:接続元デバイスから給電される挙動のため、ノートPCやタブレットのバッテリーが削られます
これらは「価格を考えれば納得できる範囲」と私は判断しています。ただ、購入前に把握しておくと「こんなはずじゃなかった」を避けられます。
こんな人におすすめ/向かないかも
こんな人におすすめ
- AirPods Pro 3などの高価格帯イヤホンを持っていて、サブとしてのヘッドホンを探している方:用途で使い分ける運用がベスト
- 深夜に没入して音楽や映画を楽しみたい方:音圧の厚みと遮音性が、イヤホンにはない没入感を提供してくれます
- デスクに置きっぱなしで、長時間作業のお供にしたい方:ANC OFF時最長75時間のバッテリーで、充電切れのストレスがほぼ発生しません
- 1万円以内で、現代的なスペック(LDAC・マルチポイント)のヘッドホンが欲しい方:価格帯に対してスペックが充実しています
こんな人には向かないかも
- メインの1台として、AirPodsレベルの完成度を求める方:デバイス切替のシームレスさ・アプリの洗練度では、AirPodsにはまだ追いつきません
- 有線接続で長時間作業したい方:接続元デバイスから給電される挙動のため、長時間作業では不利
まとめ|セール時なら迷わず”買い”のサブ機ヘッドホン
UGREEN HiTune Max5cを数週間使ってみて、最終的に出した結論はこうです。
「メインの1台」として買うにはクセがあるけれど、「2台目のワイヤレスヘッドホン」として買うなら、これ以上の選択肢は少ない。
アプリの完成度が低いとか、デバイス切替がシームレスではないとか、気になる点はあります。
それでも、5,000円でお釣りが来る価格帯で LDAC・マルチポイント・最長75時間再生・-38dB ANC を備える製品は、他に簡単には見つかりません。
何より、「このヘッドホンで聴くサカナクション」「このヘッドホンで観る007」が、ちゃんと記憶に残る体験になっているのが大きい。
価格の安さで妥協した気持ちが一切残らない、というのが使い続けて得た本音です。
「AirPods Pro 3を持っているけど、もう1台ワイヤレスヘッドホンを検討している」
「セールで見かけたけど、本当に買う価値があるのか気になる」
——そんな方の後押しになっていれば嬉しいです。
限られた時間の中で 質の高い選択をしたいあなたへ。
迷いをなくすお手伝いができれば幸いです。








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