音楽を聴きながら作業するのが好きです。
しかしそれまで使っていたパソコン用スピーカーは、低音が弱くてフラットとは言いにくい音質。
「もっといい音で聴きたい」という気持ちが積み重なり、ある日モニタースピーカーへの乗り換えを決意しました。
結論から言います。
音が、まるで別物になりました。
「別に音楽制作するわけでもないのにオーバースペックじゃないか」と正直思っていました。
実際、デスクに設置してみると本体サイズに驚きます。
でも、この構成で音楽を聴いている時間の豊かさを考えたら
——価格も、設置しにくさも、もはやまったく気になりません。
📝この記事の3行まとめ
- Edifier MR5は3ウェイ構成のモニタースピーカー。DAC(NEOHIPO H1)経由による接続で最高レベルの音質を発揮
- 「モニタースピーカーは音楽制作向け」という先入観は無視。定位感・解像度が圧倒的で音楽が楽しい!
- 本体サイズの大きさは設置場所を選ぶが、この音を知ってしまったら戻れない
【デスク全体の構成が気になる方はこちら】


- Edifier MR5をデスクに置いて日常使いした正直な評価
- DAC(NEOHIPO H1)を経由した接続方法と音質への影響
- 「モニタースピーカー」をPCスピーカーとして音楽鑑賞に使うとどうなるか
- 東京防音FUJIYAMATインシュレーターの効果(体感できるか)
- 映画鑑賞時の驚愕ポイント
- 本体サイズや設置条件など、購入前に知っておくべきこと
ホノブ【この記事を書いた人】
ホノブ|30代・2児の父・コーヒーと音楽が好き。
子どもの背丈くらいの大型スピーカー+パワーアンプが普通にある家で育ちました。ライブ観戦の一番の思い出は、ドームのアリーナ最前列でギターの神様・Eric Claptonを拝めたこと。「いい音で音楽を聴きながら作業したい」という一心でEdifier MR5を導入。手持ちのDAC(NEOHIPO H1)との組み合わせを含めて使い込んだ実体験をお届けします。


- 驚異的な定位感と解像度
- 3ウェイ構成による低・中・高音域それぞれの再現性の高さ
- RCA / AUX / Bluetooth / バランス(XLR/TRS)と入力が多彩
- 更に!インシュレーター(FUJIYAMAT)を噛ませることで低音の締まりが向上
- 映画鑑賞にも使わないともったいない音質
- PCスピーカー用途としては本体サイズが大きい——設置場所を選ぶ
- 公式サイト「お部屋の音響を自動調整可能」との表記、実際はスマホアプリで手動調整
構成の全体像:PC → NEOHIPO H1 → Edifier MR5 の接続


現在の接続構成はこのとおりです。
MacBook Air(またはミニPC)
↓ USBケーブル
DAC(NEOHIPO H1)
↓ RCAケーブル
Edifier MR5
なぜこの構成にしたのかは後ほど詳しく説明しますが、端的に言うと、「デジタル信号をきちんとアナログに変換してからスピーカーへ送り込むため」です。
この構成の良い点は、MR5本体の音量を一定レベルで固定できること。
音量調整はすべてDAC(NEOHIPO H1)のダイヤルで行います。
これにより、BluetoothでiPhoneから音を出すときもMR5の設定を変えずに済みます。
一見地味ですが、日常的に有線・無線を切り替える場面では意外と助かっています。
Edifier MR5 スペック




主なスペック(Edifier公式サイトより)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 構成 | 3ウェイ(5インチロングスローウーファー+ 3.75インチミッドレンジドライバー+ 1インチシルクドームツイーター ) |
| 出力 | ウーファー 30W × 2 / ミッドレンジ 15W × 2 / ツイーター 10W × 2(合計110W) |
| 再生周波数 | 46Hz〜40kHz |
| サイズ | W159 × D280 × H264mm |
| 入力端子 | XLR/TRSバランス、RCA、AUX(ステレオミニ) |
| Bluetooth | 6.0(SBC / LDAC) |
| ハイレゾ | 有線・無線ともに認証済み |
| スマホアプリ | 対応(EDIFIER Connexでイコライザーや音響調整などが可能) |
音質:「モニター」プリセットで聴いた感想


MR5のイコライザーは、プリセットの「モニター」と「音楽」、そして細かい調整が可能な「カスタマイズ」が用意されています。
私が普段音楽を聴く際は、イコライザーのプリセットを「モニター」で設定しています。
接続して音楽をかけた瞬間に、「これだ」と思いました。大げさではなく。
46Hz〜40kHzの再生周波数がフラットに出る特性のおかげで、「フラットな音で音楽を楽しみたい」という私の要望が、設定を弄ることなく最初から満たされていたのです。
【試聴環境】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使用デバイス | MacBook Air M2 |
| DAC | NEOHIPO H1(USB → RCA) |
| 試聴ソース | Apple Music(ロスレス音源) |
| 試聴曲 | 星野源「Eureka」、米津玄師「IRIS OUT」、Eric Clapton「One More Car One More Rider(ライブアルバム)」 |
まずは、星野源「Eureka」と米津玄師「IRIS OUT」続けて聴きます。
星野源「Eureka」では、きれいなピアノの旋律に、星野源の繊細な声がしっかり乗っている。
その裏にかすかに存在するベースラインの音も確かに耳に届きます。
米津玄師「IRIS OUT」では一転、ズンズン響くバスドラの音と共に、暴力的でしゃがれた米津玄師の声が鳴り響く。
音の数、楽器の数が多く、コーラスも多数参加しているが、いずれも埋もれることなく空間を音で満たしていく。
更に、Eric Claptonのライブアルバム「One More Car One More Rider」を試聴します。
1曲目の「Key To The Highway」演奏前、ギターの神様が登場して歓声が広がり、アコースティックギター一本を響かせ、会場を沸かせるEric Claptonの姿が目に浮かぶようです。
その指使いまで見えるかのように、弦一本一本の鳴り方が正しく、力強く響き渡る。
バックバンドが参加してからのアコースティック曲「Tears In Heaven」では、繊細に奏でられるギターの音色が、バックバンドのギターやベース、パーカッションに埋もれることなく耳に届き、祈るように歌う声がしっかりとセンターに位置している。
終盤の「Layla」では、Eric Clapton自ら奏でるアドリブソロイントロから、あの超有名で一度聴いたら忘れられないギターリフに繋がるところで、クリーントーンからオーバードライブをかけて音を歪ませるニュアンスまで聴き取れ、待ってましたと言わんばかりのリフが奏でられる。
いずれの曲を聞いても、音の広がりが良く、定位も良い。
左右スピーカーのど真ん中から音が鳴っている感覚、つまり「ボーカルが空間の中心に立っている」というのをはっきり得られます。
それにより、ライブ盤を聴いたときに空気感まで伝わってくるのでしょう、楽器それぞれを聴き分けが容易です。
また、音量をそれなりに上げても、全然音が崩れず、音量を上げるほどに音楽の立体感が増す感じ。
高音も耳に刺さるようなことはありません。
- 低音(ウーファー):ズンズンと響くが、ぼやけず輪郭がある。ベースラインを音符ひとつひとつ追えます
- 中音(ミッドレンジ):ボーカルが前に出る。歌詞が聞き取りやすくなる
- 高音(ツイーター):シンバル・ハイハット・ギターソロが気持ちよく鳴る。耳に刺さらない
低・中・高をそれぞれ専門の振動板(ドライバー)が担当する3ウェイ構成ならではの音で、バランスよく、解像度高く聴こえる、というわけです。



それまで使っていたスピーカーも安物スピーカーではなかったんですが、ドライバーは一つだけでした。「音がいい環境」で作業をするとこんなに気持ちが上がるのか、と気付かされる日々です。
プリセットによる音の変化
さて、プリセットによる音質の変化です。
聴くジャンルによって使い分けるといいでしょう。
「音楽」は、低音が跳ねるので映画鑑賞にも良いかも。
長々と語ってしまったとおり、フラットで楽器の分離感が最大限に活きます。
解像度が高いため、単に音楽を聴くというより「音を分析しながら聴く」事が可能。
どこかの音域が尖るという印象は少なく、作業用BGMとしても理想的です。
低音と高音がやや増幅した、いわゆるドンシャリ傾向になります。
ただ、「傾向」というだけで、「モニター」に比べて若干華を感じる程度の音質変化。
ロック・EDM・ダンスミュージックなど、ノリとグルーヴを楽しみたい場面ではこちらの方が盛り上がります。
音響チューニングによる音の変化
MR5はスピーカー背面のノブや、スマートフォンアプリから音響を調整できます。
イコライザでも調整できますが、メインは背面ノブとアプリ上の「音響チューニング」でしょうか。
背面ノブについて


低音側についてですが、特に音量が大きい場合にMAXまで低音を上げると余計な響き方をしますが、音量を下げたままで低音がぼやけない程度に上げると、全体の雰囲気が締まります。
高音側は、MAXにすると耳に刺さるほどではないが一気に華やかな雰囲気になり、例えばアコースティックギターの音色が硬く鳴る感じに。
低音も高音も、味付け程度に使うのがいいでしょう。
個人的には、「音楽」プリセットに変えるだけで十分に音質が変わるので、背面ノブはデフォルトのままです。
音響チューニングについて


アプリ上の音響チューニングについてです。
ここが少し難しくて、取扱説明書を読みながら調整して、なんとか理解しました。
【低音域周波数のカットオフ】
読んで字の如くですが、バタつくような余計な低域をカットする際に使用します。
後述するインシュレーターの効果もあって、私の環境では気になりませんでした。
数値を一番下げて設定しています(オフにはできない)。
【音響空間】
スピーカー設置位置による壁からの反射音を考慮して調整するもので、ここも低音が調整されます
スピーカーを部屋の中央に設置している場合は「0dB」のままで良いようですが、部屋の隅、特に角に設置する場合は-4dBが推奨されているようです。
私のデスクは壁際にあり、しかも部屋の右角に右スピーカーを設置しているので、ここの設定で悩みました。
何度も同じ曲を聴きながら調整し、ボワボワせず、ちょうどよく感じた「−2dB」で設定しています。
【デスクトップコントロール】
机に直接設置している場合に、その机面からの反射音を考慮して調整するもののようです。
ただ私の場合、デスクの素材のためか設置位置のためか、ここに関しては、特に効果の程はよくわからなかったのが正直なところです。
いずれの項目も、「何が正解」というものはなく、設置場所の関係や音の好みによって調整するべきところだと思います。
ここで一点、公式サイトの表記について補足しておきます。
公式説明の「お部屋の音響を自動調整可能」という表記は、実際には自動ではありません。
上記のとおり、耳で聴きながら、アプリで各パラメーターを手動で調整する必要があります。
「自動」という言葉で過度な期待を持つと拍子抜けする可能性があるため、念のため言及しておきます。
NEOHIPO H1 を入れた理由:DACの役割




主なスペック(NEOHIPO公式より)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入力 | USB(PCオーディオ) |
| 出力 | RCA/同軸/光/6.35mmと3.5mmのヘッドフォン出力 |
| コントロール | ボリューム、簡易EQスイッチ(低音+2dBor高音+1dB) |
パソコンからスピーカーへ音声を出力する手段として、最も手軽なのはAUX(ステレオミニ)接続です。
しかし、パソコン内部のDACを使ってアナログ変換するため、音質的に劣るかと考えました。
これを避けるために、USB経由でデジタル信号をDAC(デジタル・アナログコンバーター)に送り、DACでアナログ信号に変換してからスピーカーへ出力する、という構成にしました。
DACは、MR5導入前から所有していたNEOHIPO H1を使っています。
ちなみに、MR5への出力にRCAケーブル(アンバランス)を使用していますが、それはこのNEOHIPO H1の仕様によるところが大きいです。
一般的には、「バランス接続の方がアンバランス接続よりもノイズに強い」と言われますが、このDACにはバランス接続端子が備わっていません。
ただ、私の書斎の環境では、ライブ会場のようにケーブルを数十メートルに渡って引き回したり、たくさんのスピーカーやPA卓、マイクなどと絡み合うといったことも生じません。
実際、DACとスピーカーは真横に位置しており、ケーブルの長さも最低限で良いため、ケーブル由来のノイズはさほど気にしなくてよいだろうと判断、RCAケーブルを使用することにしました。
ちなみに、RCAケーブルは「SOUNDFAM 90度 RCAケーブル」を使用しています。
ケーブルの片方の端子がL字型になっているおかげで、スピーカーに接続する際に奥行きスペースを削減でき、デスクの奥ギリギリに設置することができました。
実際の運用では、音質劣化の懸念はなく、NEOHIPO H1のアルミノブでの音量調整が心地よく、この構成にした満足感があります。
Appleロスレス音源を正直な音で聴けている、という安心感もあります。
ただ、今となってはですが、パソコンからの入力端子がmini USBである点や、簡易的なEQスイッチしかない点についてやや不満があります。
今買うなら「Fosi Audio K5 PRO 」が選択肢になるかも。



とはいえ、USB一本で接続できる手軽さと、アルミノブをくるっと回すだけの音量調整が気に入っています。「良い音を気軽に楽しむ」というコンセプトがちゃんと使い勝手に反映されていると感じました。
本体サイズ問題:デスク上に設置のリアル


正直に言います。
MR5は、デカい (W159 × D280 × H264mm)。
箱を開けて本体を見た時、「これを机に置くのか…」と一瞬怯みました(笑)。


ただ、この大きさには、ちゃんと理由があります。
MR5は、前述のとおり「3ウェイ構成」を採用しています。
つまり、低音専用の5インチロングスローウーファー・中音専用の3.75インチミッドレンジドライバー ・高音専用の1インチシルクドームツイーター と、音域ごとに担当が完全に分かれているのです。
Edifier のスピーカーには他にも、MR5より一回り小さいMR3や、それよりももっとコンパクトなM60などがありますが、どちらも2ウェイ——つまり1基のドライバーが低音と中音を兼任します。
その違いが、下の比較表でも一目でわかります。
Edifier MR5 / MR3 / M60 スペック比較
| 項目 | MR5 | MR3 | M60 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | スタジオモニタースピーカー | モニタースピーカー | マルチメディアスピーカー |
| ウェイ構成 | 3ウェイ(5インチロングスローウーファー+ 3.75インチミッドレンジドライバー+ 1インチシルクドームツイーター ) | 2ウェイ(3.5インチ中低音ドライバー+1インチシルクドームツイーター) | 2ウェイ(3インチミドルロードライバー+1インチシルクドームツイーター) |
| 本体サイズ(1本) | W159 × D280 × H264mm | W125.5 × D185 × H 220mm | W100 × D147 × H168mm |
| 最大出力 | 110W(低域30W+中域15W+高域10W、各×2) | 36W(18W×2) | 66W(33W×2) |
| 再生周波数 | 46Hz〜40kHz 有線・無線ハイレゾ対応 | 52Hz〜40kHz 有線のみハイレゾ対応 | 58Hz〜40kHz 有線・無線ハイレゾ対応 |
| Bluetooth | 6.0 (SBC/LDAC) | 5.4 (SBCのみ) | 5.3 (SBC/LDAC) |
| 有線入力 | XLR / TRS / RCA / AUX | TRS / RCA / AUX | USB-C / AUX |
| 音量調節 | 前面ノブ | 前面ノブ | 天面タッチパネル |
| 価格 | Amazon | Amazon | Amazon |
MR3と特にM60は、コンパクトで扱いやすいのは確かです。
ただ、2ウェイ構成では1基のドライバーが低音と中音を同時に処理するため、音域の分離感にどうしても限界が出ますし、再生周波数的にもやはり低音が弱い。
一方、MR5は3ウェイによってそれぞれの音域が独立して鳴ることで、各楽器の輪郭と定位が格段に明確になる
——これが「この音を知ってしまったら戻れない」と感じた正体です。
とはいえ、大きさは、選ぶ理由にもなりえるでしょうが、むしろ諦める理由になる…かも。
私の場合、160cm幅のデスクを使っているため、スピーカーをデスク両端に配置しながら着座位置に向けて斜め置きにすることで、スペース的に問題なく設置できています。
ただ、これが小さめのデスクだと、現実的にかなり厳しいのは正直なところ。
MR5を導入する場合、せめて奥行きが広いデスクを選ぶなど、設置環境の確保が第一関門と言えます。
コンパクトさを最優先するならM60(USB-C 1本で接続できる手軽さも魅力)、モニタースピーカーの音質をコストを抑えて体験したいならMR3、そして「設置環境さえ整えば音に妥協したくない」なら迷わずMR5です。



デスクに置いた瞬間も「デカっ」と思いましたが、1週間もしたら慣れました。むしろ今は「この大きさが出す音」という納得感すらあります。3ウェイ構成の恩恵を毎日実感できているので、この選択は正解でした。
東京防音 インシュレーター:低音が締まった話




MR5は3ウェイ構成のおかげで低音の再現性が非常に高い
——のですが、そのまま木製デスクの上に直置きすると、低音がデスクに伝わることで生じる振動が若干気になりました。
スマホアプリによる「音響チューニング」でも対応できたかもしれませんが、比較的安価に専用品を手に入れることができたので、これを使用しています。
東京防音 防振対策用品 オーディオインシュレーター FUJIYAMATです。
スピーカーの底面に貼り付けるタイプの防振グッズで、MR5の四隅に1個ずつ配置しています。
価格が価格だけに、効果は正直「そこまで劇的だろうか?」と半信半疑で設置したのですが、設置前よりも低音の輪郭がシャキッと締まった印象を受けました。
ぼやけていた部分が整理された感じ、とでも言えばいいでしょうか。
当然デスクの共振も収まりましたし、さらに底面が吸盤のような構造のためスピーカーを固定でき、設置角度がズレることはありません。
価格はお手頃ですし、特段スピーカースタンドを使わずともかなり音質がいいです。
MR5のような低音がよく出るスピーカーを使うなら、一緒に導入することをおすすめします。
音楽だけでなく映画にも:デスクのシアター化
これまで音楽鑑賞メインで語ってきましたが、もちろん映画鑑賞にも抜群にその性能を発揮してくれます。
わかりやすいところで、Amazon Prime Videoにて、「トップガン マーヴェリック」を視聴しました。
まず、全体を通してセリフが聞き取りやすいです。
これはリビングに置いているサウンドバー以上だったため素直に驚きました。
序盤の格納庫のシーンでは、Dolby Atmosなどの立体音響機能はないはずなのに、ある程度格納庫内の高さを感じる響き方をします。
中盤、マーヴェリックが上官の許可なく単騎でテスト飛行をする場面では、F/A-18 スーパーホーネットが旋回したり上昇したり加速したり…あるいは画面左から飛んできて画面奥に遠ざかったり…。
これらの動きに従って、音の出ている方向も右へ左へと臨場感を伴って切り替わります。
また、戦闘機キャノピー内の音声(少しこもり気味になる)と地上で話している音声とがそれぞれのリアルな質感で聴こえます。
極めつけは、低音の迫力。
もちろんそれなりに音量を上げなければなりませんが、インシュレーターを設置しているにも関わらず、まるで地面が揺れているかのような轟音が響き、さながら映画館のようです。
もちろんリアスピーカーはありませんし、サラウンド機能もないので、サウンドバーのように音が後ろに回り込むような描写はありません。
それでも、臨場感、迫力が尋常ではないのです。
これは3ウェイ構成による響き方なのではないかと感じます。
私はパソコンに接続するのが目的だったためデスク上に設置していますが、このMR5というスピーカーは、リビングの大型テレビ横に設置するという使用方法もぴったりではないかと思います。



「映画でもここまで鳴るとは思っていなかった」というのが正直なところ。音楽鑑賞用に買ったはずが、気づいたら映画もMR5の前に座って観るようになっていました(笑)。
Bluetooth対応について
MR5は、SBCコーデックとLDACコーデックに対応したBluetooth機能があります。
私の環境では、音質的に劣るSBC接続にはなるのですが、iPhoneやiPadからBluetooth接続して音を出すことがあります。
(※Apple製品はSBC・AAC以外のコーデックに対応していません)
有線と比べると、たとえハイレゾコーデックであるLDAC接続でも若干の音質差があるわけですが、SBC接続になるiPhoneですら、「Bluetooth接続によるながら聴き」程度の用途では、十分に満足できるレベルです。
コードレスで気軽に音を出したい場面で重宝します。
また、前述したとおり、MR5本体のボリュームはDACによる有線接続に合わせたレベルで固定しており、Bluetooth切り替え時の音量調整はiPhone側で対応しています。
この使い方にすると管理が楽で、予期せぬタイミングでいきなり大音量が流れることがないためオススメです。



何気なくロックをかけた瞬間、爆音が出たら心臓止まりそうになるじゃないですか。その危険がなくなります。
総合評価
よかった点
- 「モニター」プリセットの音質が圧倒的:フラットで定位感・解像度がとても良い
- 3ウェイ構成の完成度:低・中・高を独立したドライバーが担当するため、全帯域でクリアな音
- 多彩な入力:RCA・AUX・Bluetooth・バランス端子と幅広いデバイスに対応
- 有線無線いずれもハイレゾ認証済み:音質へのこだわりを価格以上に満たしてくれる
- DAC(NEOHIPO H1)との組み合わせ:MR5本体ボリュームを固定して管理が楽になる
気になる点
- 本体サイズが大きい(W159 × D280 × H264mm)
- Bluetoothアプリの「自動調整」は実際には手動
- デスクへの直置きは振動が気になる:インシュレーターの併用を推奨
こんな人におすすめ
- フラットな音質で音楽を楽しみたい方
- デスクで作業しながら音楽を流すのが日課の方
- ハイレゾ音源を正直な音で聴いてみたい方
- 設置するデスクに十分な幅がある方
まとめ:音楽用に買ったつもりが、映画でも手放せなくなった


「音楽を聴きながら作業したい」——それだけのつもりで導入したEdifier MR5でしたが、使っていくうちに気づいたことがあります。
このスピーカー、思っていたより守備範囲が広い。
音楽では、DAC経由のアナログ接続と「モニター」プリセットの組み合わせで、フラットかつ分離感の高い音を毎日楽しめています。
3ウェイ構成が低音・中音・高音をそれぞれ独立して鳴らすおかげで、聴き慣れたはずの曲でも「裏でこんな音が鳴っていたのか」という発見が今も続いています。
映画では、リビングのサウンドバーを上回るセリフの聴き取りやすさと、音の正確な定位感・低音の迫力に正直驚きました。
サラウンド機能なしでここまで臨場感が出るとは、3ウェイ構成の恩恵以外に説明がつきません。
大きさは確かに選びます。
でも、この音を一度知ってしまったら、小さいだけのスピーカーには戻れなくなります。
設置スペースがあるなら、MR5は迷わず選んでいい一台です。
……ちなみに。
写真に写っているウルトラワイドモニターのレビューは、近日公開予定です。
とうとう導入してしまいました。
MR5との組み合わせについても触れる予定なので、あわせてお楽しみに。
限られた時間の中で 質の高い選択をしたいあなたへ。
迷いをなくすお手伝いができれば幸いです。
【デスク全体の構成が気になる方はこちら】






※この記事で紹介している商品リンクには、Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト等のアフィリエイトプログラムを利用しています。自分で購入して使ったものを正直にレビューしていますので、参考にしていただければ幸いです。リンク経由で購入いただいた場合、紹介料をいただく仕組みですが、価格が変わることはありません。















コメント
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